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交換と組み付けは違います

ハーレーって構造が単純が故に誰でもメンテナンスできるんです。

日本では4MINIなんかでこれくらいは自分でやるぜぇ~って感覚でアメリカ人はHarleyで想像もつかないことをしたりします。

それは構造が簡単な点が大きいと思いますが、それは昔の話ですかねぇ。


今も昔も自分でやる人は自分でやるし、簡単な事だけは自分でやるとか、ケースバイケースですかね。。


古いバイクの修理が入ってきましたのでブログで紹介です。

88年式のFXSTSです。

ネックベアリンが終わっておりまして、交換を承りました。



直進安定性抜群ですねと突っ込みが入った動画でございますが、ベアリング交換後いくばくも走っていないとの事です。。

IMG_5122.jpg
IMG_5124.jpg

下部のレースはゴリゴリに筋がついておりました。

変えて間無しでこの状態になったとしたら余程の調整不良か交換しわすれているのかと思ってしまいます・・真相は誰にもわかりませんが


ネックのベアリングはテーパーローラーベアリングと言うものを使用しております。これは高負荷に耐えられるような構造になっておりますが、それもちゃんとした組み付けがあってこそです。

簡単そうに見えて結構な工程を踏んで調整をします。


規定トルクで締め付けるだけなら誰にでも簡単に組めますが、知識も経験も必要となります。



切れ込み始めるまでの幅 切れ込まずに安定している範囲を決まった範囲内になるような強さでネジを閉めこんで調整します。

調整が緩すぎるとネック部分にスグにがたつきがでます。

逆に絞め過ぎると動きが渋くなりすぎで摩耗が著しくなります。

どちらにしても寿命を大幅にみじかくします。


そして99年以前のハーレーはホイールベアリングにもテーパーローラーベアリングを使用しています。

つまり調整が必要になると言う事です。

ばらしたついでに測定をしました。 FLスプリンガーやそれ以外のモデルで許容されるクリアランスに違いがあります。

測定の結果ギリギリ許容内でしたが、こちらも終わっておりました。

IMG_5139.jpg




石臼みたいなゴロゴロとした音が出ております。



こちらもネックベアリングと同様カップごと交換です。

IMG_5145.jpg

こんな感じでベアリングが入っておりますが、なかなかイメージしにくいかもしれません。


IMG_5146.jpg

簡単なだけそのパーツや組み付けが担う役割が大きいので誰でもできることでも差がでるんですねぇ。


緩むからきつく締めようだとかネジロックを付けるとか、構造的に無理な部分もありますし、きつく締めることでうまく機能しない場所などもあります。

だから点検が必要になるんです。

良い状態でたもつ為に点検をします。

緩まないように組むだけならすべてのネジをねじ切れる寸前まで絞めればいいでしょ!?もちろんそれではだめですよね。


ショップにだしても今回入庫した車両の様な事もありますので、整備に出すお店もしっかり吟味しないといけません。


こまめな点検や整備って大事ですね。


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差し込みの映像間違えました。
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MOTOSERVICE KATO

Author:MOTOSERVICE KATO
三重県四日市のハーレーダビッドソンのプロショップです。ハーレーがメインですができることなら何でもお受けします。
車検・点検・修理・カスタムはメーカー不問で受け付けています。

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